面倒なデザインルールチェックも、あらかじめ「コンポーザ(Composer)」によりデザイン・ルールを設定しておくことで、デザイン・ルール・チェックを素早くインタラクティブに行う事ができます。 また、簡単な対話形式ダイアログにより指定して頂いたデザインルールをマクロスクリプトに一発翻訳する機能も搭載しておりますので、各社独自のデザインルールを簡単に作成・実行することができます。
レイアウト上のデバッグ発見を視覚的にナビゲ-トしてくれます。視覚的にエラーチェックを行うことで、その後の修正が非常に容易になります。また、このナビゲーションは現在の編集状況とは関係無く独立して行われるものなので、その後の編集作業でお使いになる機能に何ら影響を及ぼしません。
GPEで作成されたスクリプトを用いて、DRCに関する検証を連続して行うことが可能です。スクリプトはdw-2000のメニューへ追加することができるので、必要な時に容易にアクセスすることができます。
DRCではDRCスクリプトにGPEコマンドを組み合わせることで強制的に特定のエリアのみにチェックを、または様々なレベルのチェックを行うことができます。これにより、より自由自在に、そしてより高精度でのエラーチェックが行えます。
ver.8.40より従来のセグメント単位でのエラーエントリーに加え、ゾーンでのエラーエントリーと言う概念も取り入れました。例えば四辺とも長さが要求を満たしていない長方形があり、それに対してDRCをかけた場合、従来では断片単位でのエラーとなり、4個のエラーがエントリーされました。これをゾーンでエントリーすると、その長方形自体をエラーとし、1個のエラーエントリーとなります。これによりエラーの特定、確認が容易となりました。
GPEコマンド同様、全てのDRCコマンドもユーザー定義にてスクリプト化することができます。GPEコマンドを通して実行されるDRCは本当に便利で、条件付けを伴うDRCを大幅に簡素化致します。
コンポーザーとナビゲーターを組み合わせてお使い頂くことにより、より明確にエラーチェックの流れを掌握することが出来ます。
DRCで検出されたエラータグを現在の編集過程を全く妨げることなく取り除けます。一見当たり前の機能のようにも見えますが、例えばエラーが他階層などに及んだりした場合に非常に有用な機能となります。
どこでどんな種類のエラーが起きたかを瞬時に視覚的に認識できるよう、DRCスクリプト内にエラーの種類に応じてユーザーサイドでカラーを設定することが出来ます。さらに、エラーの内容に応じた分かり易い名称をラベルとして定義することができますので、エラー箇所を容易に認識することができます。これにより設計者はどこでどんな問題が起きているのかを瞬時に判断し対処できることで、設計効率の大幅な向上を図ることが出来ます。
上記以外にも便利な機能・特長が豊富にあります。
こちらよりデモ版をダウンロードして、実際に体験いただけます。